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JAN CODE: 9005629006083

ハイサン=ノイマン ゲミシュター・サッツ リート・ヴァイスライテン 2015

参考価格(税込): 5,280
ゲミシュター・サッツ、真のウィーン・オリジナルと呼ぶべきワイン。多様なブドウ品種の混植&混醸により、個々のブドウ品種より、畑のテロワール由来のミネラル感が味わいを支配。貝殻石灰土壌由来のカリカリと塩っぽいミネラル感が命。ウィーン郊外のホイリゲの代名詞ながら、品質が低迷し、安酒の代名詞に堕していたこともあるが、21世紀に入り、再び脚光を浴びています。



ウィーンきってのグロスラーゲ‘ヌースベアク’の最上区画、マイヤー・アム・プファールプラッツやローテストール、ヴィーニンガー等の畑と道一本隔てた対面、やや北東向きの畑。ビオディナミ農法により育てられた樹齢の高いブドウは、土壌個性を生き生きと反映。風味はヌースベアクよりインテンシティーを増し、余韻はより長くありながら、ボディーは更に細く繊細で優雅な味わい。あくまで軽やかでありながら、余韻に微かに感じられる蜜のようなニュアンスが美しい。数ある上級ゲミシュター・サッツの中でも、このワインの美質を最も捉えた、格上ゲミシュター・サッツの何たるかを体現したワイン。




2015年ヴィンテージ:
寒さの厳しくない冬のあとに寒い春が続きました。5月はあたたく6月の始めまでに早い開花がありました。天候の変化は多く、とても暑かったり寒かったりでしたが、開花が終わるとブドウは初夏の間に早く育っていました。夏は非常に暑く、35℃~40℃の暑さが続いていました。その後夏の終わりには日中は非常に暑いのですが、少し雨が降ったり、夜が涼しかったりしました。収穫はこれまでになく早くから行われ、9月1日から始まり、10月13日に終わりました。10月13日以降、雨の多い日が続きました。2015年は暑かった時のヴィンテージと思えないほど、とてもフレッシュでイキイキとしており、とてもチャーミングに仕上がっています。





土壌:ヌースベアクの中でも古くからあるブドウ畑のブドウを使っています。ヴァイスライテンと呼ばれている小さな北東向きの畑です。ヌースベアクは石灰岩と風化した貝殻石灰岩と大量のクレイから構成されています。収穫はいつも少し遅く、酸とフレッシュさはいつも高めです。




栽培・醸造:
全てのブドウはビオディナミ認証を取得したブドウ畑で育てられています。細心の注意を払って手作業でブドウの選別を行い、プレスする前に約6時間マセレーションします。清澄前のマストは野生酵母とともに低温発酵。キビキビとした感じやフルーティーさをできる限り際立たせるために、ステンレスタンク熟成と一部使用した大樽を使って熟成します。オークのニュアンスがストラクチャーにも反映されています。細かい澱の上でゆっくりと寝かせ、それぞれのバッチ毎にブレンドしボトリング。2013年より、ゲミシュターサッツはDACに格上げされたため、ウィーンを代表するワインとして厳しくコントロールされています。(ヴィーガンの方でも飲めます。)



味わい:芳香性のある香りとフレッシュさが複雑に交わったワイン。エレガントで洋ナシやタバコのニュアンスもあり、軽くて美味しい。イキイキとした酸のストラクチャーとスパイシーさ、ミネラル、フレッシュなキャラクターを感じます。

ウィーンとワイン

音楽の都ウィーンとワインは、それぞれ互いを必要とし何世紀にも渡って発展していった関係であり、現在でも大都市の中で唯一、市内およびその周辺で大量のワインを生産しているのがウィーンです。オーストリアには紀元前5千年から1万年前に野生のブドウが伝播したと考えられていますが、初めて栽培・ワイン造りを行ったのはケルト人でした。その後、ローマ人によってワイン造りは発展。中世以降は修道院がワイン造りの中心となり、16世紀に最盛期を極めます。17世紀には重税とビールの醸造の広がりによってワインは衰退しますが、女帝マリア・テレジアとその息子、皇帝ヨーゼフ2世によって再び興隆。ヨーゼフ2世はホイリゲ文化の始まりと密接に関係しているのですが、ホイリゲは「今年」を意味する「ホイヤー」が語源で、特にウィーンに多いワイン専門の居酒屋の総称をいい、ヨーゼフ2世が自家農園のブドウを用いて自家で造ったワインに限り、直販してもよいという法定を出したことが、ホイリゲが始まるきっかけとなっています。多くの農家が直接市民にワインを売るようになり、中庭などにテーブルとベンチを置いて、つまみ程度の食べ物を出したのです。オーストリアワインは白ワインが多く産出されますが、口あたりがよく、芳しい後味を残すグリューナー・ヴェルトリーナーという品種が典型的なホイリゲ・ワインとなっています。

ゲミシュター・サッツの魅力~様々なブドウ品種を一緒に栽培し、醸す面白み~

ゲミシュター・サッツとは、オーストリアで古くから行われているブレンドワインのことなのですが、このゲミシュター・サッツを説明する前に、ブレンドワインについて少し説明したいと思います。


ブレンドワインを造る方法をには大きくわけて2つあります。
①フィールド・ブレンド
フィールド・ブレンドワインは、複数のブドウを識別せずに、文字通り一緒に栽培し、同じ時期に収穫し、発酵させワインを造る方法で、昔ながらのワインの造り方がこれに当たります。ゲミシュター・サッツも別の言い方をすれば、フィールド・ブレンドであり、オーストリア以外でもゲミシュター・サッツのようなフィールド・ブレンドワインが存在します。


フィールド・ブレンドは、ワインを造る十分な設備やそれぞれのブドウ品種を別々に醸すスペースがないような小規模なワイナリーであったとしても、ワイン造りができる、また、単一品種を栽培した場合、たまたまその品種にかかりやすい病気が流行ると、全滅ということにもなりかねず、それを避ける方法であるとも考えられます。また、フィールド・ブレンドの場合、栽培したブドウ品種のすべてが同じ時期に熟すわけではなく、あるものは早く熟したり、あるものは過熟してしまうため、その収穫時期の決定がとても繊細でそして、とても重要です。そして、造り手は、最終的にワインになっていく過程で、複雑性やバランスなどを考えながら、各年のテロワールを切り取っていくのです。



②バック・ブレンド
もう1つは現在主流となっている、それぞれのブドウ品種を別々の畑で育てて、醸造も別々にし、それぞれが出来上がってから最終的にブレンドする、バック・ブレンドという方法です。この場合、別々の畑で取れたワインを混ぜ合わせているため、同じブレンドワインであったとしても、フィールド・ブレンドとは意味合いが異なります。フィールド・ブレンドで造ったワインとバック・ブレンドで造ったワインで、限りなく同じセパージュであったとしても、その複雑さが、違うのです。


現在主流のバック・ブレンドがどのような理由で行われているのかというと、
1/アロマを高める
2/色彩を改善
3/フレーバーやテイストを加える
4/ワインのpHを調整
5/酸を調整
6/アルコールレベルを調整
7/糖分を調整
8/オーク由来の香りを調整
9/タンニンのレベルの調整

などの目的のためにブレンドがされています。バック・ブレンドをする際は、常にゴールを頭に入れ、よく似たブドウ品種同士を少量混ぜ合わせます。こうすることで、自分たちの求める理想的な味わいに近づけることができます。


しかし、フィールド・ブレンドの場合は、色んな品種を一度に収穫し、まとめて醸すため、バック・ブレンドのようにどこかでワインのスペックを調整することができません。フィールド・ブレンドは、同時に醸すことが、より味わいにまとまりを与え、それぞれの品種が、品種の個性を超えたところでハーモナイズする、それが、バック・ブレンドでは決して表現できない個性となります。更に、毎年仕上がるワインを翌年も造れるとは限らない面白さが、そこには存在するのです。

ヴィーナー・ゲミシュター・サッツDAC

オーストリアで最も伝統的ワインのひとつであるヴィーナー・ゲミシュター・サッツがオーストリアで9番目のDAC呼称産地となりました。


ヴィーナー・ゲミシュター・サッツの規定は、少なくとも3つの白の高品質ブドウ品種がウィーンのブドウ畑(ワイン畑土地台帳にヴィーナー・ゲミシュター・サッツと登記された畑)に混植されなければなりません。最も大きな割合を占めるブドウ品種は50%を超えてはならず、3番目に大きな割合を占める品種が10%以上含まれなければなりません。また、ラベルに表示されるアルコール含有量は最低12.5%。ワインは樽香は全くないかほとんど感じられない程度、また、辛口でなければなりません。



ヴィーナー・ゲミシュター・サッツの要件を満たさないゲミシュターサッツに関しては、ヴァインラントの原産地表示を伴うラントヴァインとして販売されます。

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