シュメルツ
オーストリア ニーダーエスタライヒ州 ヴァッハウにて150年間家族経営をしているワイナリー。ヴァッハウはオーストリアの最も魅惑的なワイン産地の一つで、オーストリア北部のドナウ川下流地域に広がるヴァッハウ渓谷は、ユネスコの世界遺産に登録されています。シュメルツは時代に対応したワイン造りをしていますが、その哲学は伝統的な価値観に基づいており、100%ノーブレンド、100%手摘みにこだわっています。ヴァッハウの急な段々畑のブドウ園や多種多様な土壌を手入れするのは容易ではありませんが、そのような環境はワインに非常に特殊な個性を与えてくれます。すべてのワインは、ブドウ本来の味わい得るため、また土壌の違いを感じる為にステンレスタンクを使用して熟成します。
素晴らしいワインには優れた土壌、優れたブドウ園、そしてそれらに適した品種が必要です。その方法でのみ、独特のテロワールでワインを作り出すことができます。
シュメルツのブドウ園は、約10kmの長さに及んでいます。そしてワインは、ヨッヒングやヴェーゼンドルフの冷たい空気、デュルンシュタインやロイベンの暖かいパノニア気候など、さまざまな環境要因によって特徴付けられます。栽培されているブドウの60%がグリューナー・ヴェルトリーナー、30%はリースリングです。また、その他にはソーヴィニヨン・ブラン、ゲルバー・ムスカテラー、ヴァイスブルグンダーなども栽培しています。