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ウヴェ・シーファー ブラウフレンキッシュ サパリ レゼアヴェ 2012

参考価格(税込): 9,533
メーカーURL: http://www.weinbau-schiefer.at
オーストリアを代表するレストラン“シュタイアレック”の元ソムリエに転じて、モリッツ、ET等と並び称される同国赤のトップ生産者へ。実家周辺の零細栽培農家を手伝いつつ、全くの独学で“エレガント・ブラウフレンキッシュ”の潮流を切り拓く。看板ワインはブラウフレンキッシュ“ライーブルグ”及び“サパリ”。高地の冷涼さがもたらす透明感溢れる高い酸、グリーン・シスト土壌由来の締まったミネラル、温暖なパノニア気候の影響で得られる凝縮感、古木ならではの深み、熟した果皮と開放木樽発酵&大樽熟成による滑らかで柔らか&濃密な“マジカル・タンニン”が持ち味。因みに苗字のシーファーは、独語でシスト(アイゼンベアクの土壌)またはスレート土壌を意味する。





アイセンベアクEisenbergきってのグリーン・シスト土壌畑は、しばしばオーストリアの“ロマネ・コンティ”とも喩えられる。その南および南西の区画に植えられた樹齢45年以上の古木と、ウヴェ・シーファー自身が再生させた古木、さらに彼が最上区画に植えた若木から造られたワインです。




味わい:
土壌由来のピュアなミネラル、完熟したコンパクトで贅肉のない果実味、ギスギスしないフレッシュで豊かな酸、濃密でキメ細かな“マジカル・タンニン”、等々ウヴェ・シーファーのワインの美質を余すところなく表現した味わい。彼自身思い入れの最も強いワインで、若木の樹齢が増すごとにそのポテンシャルは看板ワイン“ライーブルク”に迫り追い越す勢い。


レゼアヴェは、12年サパリのポジティヴ・セレクションを大樽で更に1年余計に寝かせたスペシャル・キュヴェ。



醸造:
手摘みで収穫。全てのブドウを除梗し、無清澄&無濾過。木製開放槽で常に自発的に発酵させます。プレス果汁は35hlの大樽に移され、30カ月+熟成。古木(1950年代~)と再生古木、80年代に植え替えた区画。熟成能力は20年以上。

ウヴェ・シーファー

ウヴェ・シーファーは、「シュタイアレック」「パプシェック+コール」「トラウベ」といった超一流レストランでソムリエを務めた後、故郷アイゼンベアク近くでまったくのゼロからワイナリーを起こし、独学で古木からエレガントなブラウフレンキッシュスタイルを確立した人物です。短期間にも関わらず、トップクオリティのワインを造る恐るべき人物。彼の所有畑は3haにも満たず、一方で人気はカルト級。フラッグシップの畑のワインはリリース前にほとんど予約で完売してしまいます。でも、なぜ彼はそんな超一流レストランでのトップソムリエの職を投げ打って、ゼロからワイナリーをスタートすることになったのか?



『ワインウィルスに感染した』というウヴェ。シュタイアレック時代にオーストリアワイン担当だったことから、最初は興味あるワイナリーの休みの日に訪ねて歩いていたけれど、そのうち休みの日だけでは足りなくなり、どんどん畑仕事にのめりこむようになっていったそうです。ウヴェはもともと栽培醸造の専門教育を受けていたわけではなかったため、畑仕事を手伝う傍ら、栽培や醸造に関するノウハウを教えてもらったのでしょう。



そんな彼の醸造に関してのモットーは、『Less is more』。自然らしさにフォーカスを当て、とてつもないピュアなスタイルのワイン造りをします。


でも、どうしてアイゼンベアクなのか。ブルゲンラント州で最も小さいこの栽培地域は、人里を離れ静かで純粋な風景が魅力。でも、そのワインの評価はいまいちでした。ウヴェはオーストリア全土のワインを試して、畑を見た時に、土壌は見事なグリーン・スレート主体に石英の混ざるミネラル豊かで水捌けのいい理想的なもの。向きは南東、南、南西の見事な斜面。高度も日照も理想的で、即決したのだそうです。



アイゼンベアクはクレイやローム、鉄鉱石が豊富な土壌でこれらはワインに様々なキャラクターを与えます。そして、斜面はブドウをより柔らかくし、酵素や発酵のためのイーストあるいはその他のものを使わずに、無清澄無濾過でワインを造ることを可能にしています。ウヴェの情熱は、彼のワインの中に完全な形で土壌毎にキャラクターを表現することなのです。

ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー

2011年9月30日、料理本の著者Renate Wagner-WittulaとワインエキスパートのKlaus Egleは、地元の料理業界でひと際優れた人達を 'Where to eat Austria 2012'というパブガイドに掲載しました。そして、これらのイベントではエキサイティングな賞やタイトルもあり、その中で、南ブルゲンラントのウヴェ・シーファーが‘Winemaker of the Year'のタイトルを獲得したのです。彼の主要なワイン、アイゼンベアクの地域で造られたものには、赤いラベルが貼られています。ウヴェは、‘ブドウの古木は、太陽の一番いいポジションで、意識的に新しいテクノロジーを排除したものが、自分にワインのベースにあり、そこにパノニア気候や鉄を含んだクレイやスレートの土壌を表現することが自分のワインである’と言っています。そんなウヴェのワインは、口の肥えたニューヨークの評論家もこぞって熱狂しています。

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