モン・マルサル・ヴィニコラはペネデスの中心地マス・リュ・デ・ダルトにあるワイナリーで、1975年マニュエル・サンチョによって設立されました。マニュエル・サンチョは長い間、音楽の世界で活躍した後、ワインの世界に身を投じたユニークな経歴をもつ人物です。そんな音楽を愛する彼が造るワインは、めりはりのあるフォルテッシモなワイン。どれもはっきりとした、強い果実味が印象的で、飲みごたえを感じます。
現在では、創立者の娘のブランカ・サンチョがヤングプロフェッショナルチームと共にセラーを運営しています。ヤングプロフェッショナルチームは、マニュエル・サンチョが築いたセラーオリジナルの哲学と新しい時代の精神をワイン造りに生かしています。
●ブドウ園の特性●
現在、標高220メートルの場所に40ヘクタールの自己所有畑と約300ヘクタールにおよぶ契約畑で、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、モスカテル、メルロー、テンプラニーリョの品種を栽培し、D.O.カヴァ、D.O.ペネデス、D.O.カタルーニャの3つの原産地呼称ワインを造っています。
●国際的にも認められた品質保証●
モンマルサルのワインとカヴァはISO9001、BRC(British Retail Consortium,Global Standard Food)、IFS(International Safetey Food Standard)という世界基準をクリア。品質と安全性を最大限保証できるものを提供できるような生産努力を続けています。
●モンマルサルを支える最先端技術●
●セラーキャパシティー
セラーの最大貯蔵能力はステンレススチールタンクでおよそ100万リットル。250バーレルのアメリカン・フレンチ・ハンガリーオーク樽(それぞれ225リットルの容量)が保管できます。
●分析研究所を自社所有
微生物的、物理学、化学的分析を行う研究所を自社で所有。ブドウ、ワイン、残留水に関する100以上の試験を行っています。
●製造工程
1時間あたり、3000本を可能にするボトリングライン、6000本を可能にするデゴルジュマン、6000本を可能にするティラージュラインがあります。ワインを製造する全てのライン、デゴルジュマン、ティラージュラインには、マイクロフィルタリングシステムや殺菌システムを全自動配備。
●熟成専用スペース
セラー内にある6500㎡の熟成スペースは4つのディヴィジョンに分かれており、最高で600万本を貯蔵することが可能です。
●環境への配慮
作業に使用された水を処理するプラントが完備され、そのキャパシティは5000人が住む町と同等です。