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テラス・ガウダ オ・ロサル 2018

参考価格(税込): 3,630
メーカーURL: http://www.terrasgauda.com/
「Lands of Joy、Lands of Hapiness=歓喜の土地、幸せの土地」という意味をもつ、「テラス・ガウダ」は1990年にスペイン・ガリシア州、白ワインで有名なリアス・バイシャスのオ・ロサルに設立されました。ポルトガル国境に程近い、海から少し内陸にあるオ・ロサルはリアス・バイシャスの他の場所に比べて気候が安定し、必要十分な雨にも恵まれることから、ブドウを生理学的に高いレベルで成熟させることが出来る銘醸地。この場所で育まれるアルバリーニョ種のブドウでオ・ロサル・ワインのアイデンティティを世界に発信するために設立されたテラス・ガウダは今やスペインのワイン関係者では知らない者がいない、トップワインメーカーとしての地位を確立しました。





収穫:アルバリーニョ&カイーニョ・ブランコを9月中旬から下旬、ロウレイラ9月下旬から10月上旬
醸造:手摘みで収穫された葡萄をステンレスタンクにて、低温マセレーション後、発酵。少し落ち着かせた後、瓶詰め。



オ・ロサルは、テラス・ガウダが造るレンジの中でもフラッグシップワイン。ロウレイロはこの地方でロウレイラとも呼ばれ、月桂樹(ローレル)のような香りに由来する名です。アルバリーニョが全体のアロマとボディ、カイーニョ・ブランコは、トロピカルさとバルサミコ、ロウレイラはフローラルなアロマをワインに与えます。それらが上手にバランスを整え、独自性の特徴を備えたワインに仕上がっていまs。



柑橘類の皮、リンゴのコンポート、完熟の桃や白い花のアロマ。フレッシュで様々なキャラクターや要素を見つけることができ、奥行きを伴った立体感を口の中で感じるリッチなワイン。アルバリーニョを主体に地場品種を加えた、クラシカルに洗練された大人の姿を連想させる気品とフィネスを備えています。単体で楽しめますが、食事との相性も良く、シーフード、特にカキやカニ、クリーミーな料理、米料理やアジア料理に最適です。

Jose Maria Fonseca ~オ・ロサルの革命児~

ボデガス・テラス・ガウダは1990年ミーニョ川河口に近い、スペイン、ガリシア州、白ワインで有名なリアス・バイシャスのオ・ロサルにJose Maria Fonsecaが設立したことから始まっています。1980年代のスペインのこの地方では、農家を組合員とした協同組合が発足し、彼らを中心にリアス・バイシャスのワインの技術革新が始まっていました。その後、1988年に原産地呼称(DO)を獲得します。Joseも、DO昇格を機に、アルバリーニョ品種にフォーカスを当てたワイン造りをしようと一大決心をします。会社を立ち上げた当初からあったフィロソフィーは、この地に生息するブドウそのものの素晴らしさを追求することでした。土着品種に尊敬の念を込め、その素晴らしいポテンシャルを最大限発揮するために、何をしたらいいのか?Joseの研究が始まります。研究のために試験場を作り、115のアルバリーニョ品種のクローンを栽培、その成長やクオリティに合わせて個々にマイクロ・ヴィニフィケーション(実験的に少量のワインを醸造する)を行い、最終的に彼らの土壌に合う、理想的なクローンを探し出しました。Joseは、20年もの間、この地域のリサーチと開発を活発にすすめ、現在では、アルバリーニョ品種のクローン選抜の研究をリードする存在です。また、発酵のときに使用する酵母も、ブドウ畑由来の野生酵母を使用するため、自社畑に生息する酵母の単離に挑戦します。醸造する際の酵母は、販売もされており、そのときに酵母には名前がつけられているのですが、テラスガウダが単離した酵母の名前は、もちろん、Terras Gauda。テラス・ガウダ社以外の人が使うことはできず、また特許も取得しています。自然に優しい栽培方法を採用し、育てられたアルバリーニョ種、それはJoseのクローン選抜試験で選び抜かれたものであり、醸造の過程で使われる酵母に関しても、常に同じ酵母を使うことができるという条件のもと毎年造られているテラス・ガウダ社のワインは、オ・ロサルの理想のワインの形を求めて、日々成長を続けています。




テラス・ガウダは、土着品種にかける思いが大きいために現在に至っているといっても過言ではありません。近年、カイーニョ・ブランコ専用の20ヘクタールの畑を栽培していますが、このカイーニョ・ブランコもとてもレアな品種で、栽培しにくく、また、収穫時期が通常のブドウ品種よりも遅いため造り手にとっては、リスクの大きいブドウ品種であること、フィロキセラによりそのほとんどが姿を消したとも言われています。また、世界を見渡してみても、カイーニョ・ブランコの生産者は少なく、全体の98%をテラス・ガウダが生産している、ある意味、テラス・ガウダを特徴づけるブドウ品種の一つといっても過言ではありません。ただ、品質そのものを向上させるだけが目的であれば、先端の栽培技術や最新の醸造技術を採用すればいいかもしれません。しかし、それだけでは足りないのです。他のボデガでは表現できない、自分達でしか表現できない何かが必要なのだと。もともとこの土地に生息していたブドウ品種にかける、Joseの真摯な思いやひたむきさ。そしてユニークなことをとことんまで追求していく情熱が、最終的には、スペインでは知らない人がいないくらい、有名なボデガを作り上げることにつながったのです。

Bodegas Terras Gauda

当初、プライベートベンチャーカンパニーとして始まったものの親会社であるVinedos do Rosal S.A.とAgedas das Eiras S.A.がオ・ロサル地区のワインの潜在的なクオリティを認めていました。やがて合併し、Bodegas Terras Gauda S.A.という会社になります。初年度の生産数は37000本。その翌年の1991年、アルバリーニョ種から最初のワイン、Adadia de San Campioを製造します。また、1992年と1993年には、市場では売買されませんでしたが、シャンパン製法を使ったスパークリングワインのトライアル試験を実施するなど、新しい試みにも積極的にチャレンジしています。また、創業当時から、固有・外来品種、土壌の可能性などの研究を続け、アルバリーニョ種に関しても、様々なクローン種を分析、病害に強い、最も質の高い種を特定する研究もしています。1993年に新設されたボデガには、発酵から清澄・ろ過、低温処理システムにいたるまで、最新施設が施されています。ここは、ボルドーから取り寄せたフレンチオークの新樽でアルバリーニョを発酵させるという初の試みがなされた場所でもあります。実験は大成功し、今日でも同手法を導入するボデガは後を絶ちません。斬新なプロジェクトとそれを精神的に推進する力は、現在にも受け継がれています。



レボリューションプロジェクト
DOリアス・バイシャスで造られるブドウのほとんどはアルバリーニョ品種であり、テラス・ガウダも自社畑を持ち(90%を生産)、アルバリーニョを生産しています。土着品種に無限の可能性を信じる彼らは、アルバリーニョだけでなく、様々なブドウ品種を栽培していることが特徴です。



エボリューションプロジェクト
1990年ヴィンテージは、4万ボトル、2010年ヴィンテージは150万本と確実にその生産量を増やし続けているテラス・ガウダは、今やDOリアス・バイシャスの中でも3番目に多い生産量で、2番目に多いセールスを誇っています。そして、DOリアスバイシャスで最初のプライベートカンパニーであることも忘れてはなりません。テラス・ガウダ社の強みは、自社畑を持っていることです。自分達の目指す、低い収量でよりよい品質は、自社畑であるからこそ徹底させることができるのです。



テラス・ガウダはスペインの中でもミディアムサイズのワイングループであり、プレミアムワインやウルトラプレミアムワインを主に生産しています。ブドウ畑を2地区もっており、その両方がA.Gauda地域のオ・ロサル渓谷にあります。ブドウ畑はアルバリーニョ、ロウレイラ、カイーニョ、ブランコ、トレイシャドゥラの選択されたクローンが栽培されています。テラス・ガウダは、持続可能な栽培技術を通して、自然とともに働いています。そして、テラス・ガウダは、世界で造られるアルバリーニョ種のワインの中でも、素晴らしいワインを造るボデガの一つであると認められています。


近年ワイナリーは、国内や国際レベルで著しく成長を遂げています。テラス・ガウダグループを設立し、ミーニョ川河口に160ヘクタールのブドウ畑を持つだけではなく、ビエルソのBodegas Pittacum(2002年~)、A Rosaleira(2007年~)、Quinta Sardonia(2010年~)などのディストリビューションや農業技術指導をてがけています。



◆ブドウ畑と土壌
古代の河岸段丘から標高50-150mの場所にブドウ畑があります。そこはスレートを含む土壌でワインにミネラルのニュアンスを与えてくれています。花崗岩土壌が一般的なDOリアス・バイシャスの中でも非常にユニークな土壌です。




◆ミクロクリマ
平均気温が15℃。霧が少なく雨が多い環境は、北部のDOリアス・バイシャス地域よりも、天候による変動を受けにくく、ブドウの糖度を高めた状態で成熟させるのに理想的な土地です。


◆ブドウ品種
ブドウ品種は土着のものが栽培されており、内訳は65%がアルバリーニョ、24%カイーニョ・ブランコ、10%ロウレイロ、1%トレイシャドゥーラです。



◆ワイナリー
ワイナリーでは、高い品質を持ったユニークなワインを造るために3つのことを守っています。
1.ブドウが成長サイクルに入っている期間中、ブドウ畑を注意深くコントロールすること
2.全てのブドウ品種を別々に栽培すること
3.自分達のブドウ畑から選び、単離された天然酵母で発酵すること


ブドウが完璧な成熟地点に到達すると、それぞれのブドウを別々に手作業で収穫し、ボックスに入れられた状態でワイナリーに運ばれます。ボックス内のブドウは20kgを超えないようにしています。これは、ブドウが破裂してしまうのを避けるためです。


ワイナリーでは、除梗作業が始まります。ブドウは優しく圧搾され、ワインに苦みやハーバルなフレーバーをもたらす茎も取り除かれます。


その後、マストをマセレーションタンクに移動し、そこで10~12℃でブドウの皮とともに一定時間漬け込みます。これは、ブドウから繊細なアロマを抽出するのが目的で、このとき抽出される成分が、ワインのストラクチャーを決定します。


次に、空気圧を低い圧力でかけ、ゆっくりとマストを抽出します。マストが抽出されたら浮遊物を取り除き、15~17℃に調整された状態で発酵させ、ワインができます。

リアス・バイシャスワインの特徴

リアスバイシャスのワインには次の6つの特徴があります。


①位置
ヨーロッパのイベリア半島の北、ポルトガルの丁度真上に位置するガリシア地方。ここの地域は海に面していること以外に、スペインの他の地域と違ってグリーンスペインと言われるほど緑が豊かです。リアスバイシャスはガリシア語で『川の下流』を意味するのですが、川が海に流れ込むところが海によって浸食された海岸地域を指しています。こういった場所には多様な生物が生息し、結果的に土地が豊かになります。ガリシア地方は中世の時代から、東西ヨーロッパを結ぶ様々な文化の交流がなされた場所であり、巡礼の道を通って文化や建築、美術が入って行きました。このリアスバイシャスは、さらに地理的に特徴の違う5つの地域に分かれています。



②地域性
リアスバイシャスには、『ミニフンディオ』と呼ばれる小さな畑が幾つもあります。リアスバイシャスのブドウ栽培面積は4000haあり、それを耕している農家が6600軒、畑の数は23000あります。それぞれ1つ1つの畑の大きさの平均値は0.6haくらいで、農家のほとんどが小さい区分の畑を耕していて2ha以上の大きな畑を持っているのは、わずか200の農家しかありません。畑は標高が100~300mくらいで比較的低い土地に位置しています。海に非常に近いところに畑はあり、川の影響とリアスバイシャスの海岸の影響を受けます。平均収量は7000kg/haと、一般的なものに比べてかなり少なめです。



③気候
リアスバイシャスの気候は大西洋気候で、降水量は1300~1800mm。気温は高いときでも25℃を上回らず、冬でも10℃を下回ることがない、比較的温暖な気候です。日照時間は2200時間。雪や霜がおりることはありません。


④土壌
リアスバイシャスの土壌は、大部分が花崗岩質(※花崗岩は、石英、長石、雲母から成っています。)の土壌。この地方は雨が多く、土壌が酸性なので、花崗岩も風化が進んでぼろぼろになっています。この花崗岩が砕けた砂状の土壌を『シャブレ』と呼んでいるのですが、雨の影響で土壌中のミネラルや栄養分が流されてしまうため、土壌は非常に貧しくなります。花崗岩以外は、沖積土壌や丸石、変成岩質の土壌が見られます。



⑤人的要因
ガリシア地方は、母系が力を持つ文化で、男性は漁に出たりするかわりに昔から女性が畑仕事をしていました。非常に貧しい土地であるため、雨によって土壌の中の栄養分が流れて行ってしまうと、それを補うために海藻や貝殻など天然の肥料を昔から使ってきました。もともとこの地域にある自然のものをうまく使いながら土壌を増やすという工夫をしてきたのです。この地域では、棚づくりでブドウを栽培しており、棚づくりが発達した理由として、湿気が多い土地であるために地面からブドウの実を少しでも離したほうがよいこと、日照時間が限られているため太陽の光を浴びることができること、アルバリーニョは樹勢の強い品種であるため、どんどん伸びて行く枝を棚の上に広げていく工夫をしています。現在ではあまり行われていませんが、昔は土地が貧しいため、ブドウの生長サイクルに合わせて棚の下の土地で別の野菜を育てるなどしていました。


⑥品種
最高に素晴らしい白ブドウ品種、アルバリーニョはスペインのリアスバイシャスで栽培されているブドウ品種の90%を占めています。リアス・バイシャスの中でも5つのサブゾーンがあってその1つ、バル・ド・サルネスがアルバリーニョ誕生の地です。アルバリーニョはリースリングに由来するブドウ品種で、その伝来には2説あり、ひとつはガリシアにある聖なる都市、サンティアゴ・デラ・コンポステーラを巡礼しにきたドイツ人によってもたらされたとされるもの。もうひとつは12-13世紀ごろブドウ畑を作り、そこに教会を建てたブルゴーニュの修道士によってもたらされたとされるものです。


アルバリーニョワインの持つクオリティやユニークなフレーバープロフィールには疑う余地はありません。ミネラルが多く、酸とのバランスが取れているため、リースリングと比較されたり、フレッシュでいて、ピーチやアプリコットのキャラクターがあるため、ヴィオニエと比較されたり、フローラルなブーケからピノ・グリと比較されたりします。


酸が高く花崗岩土壌の場所で育ったものは、ミネラル感がありストラクチャーのあるワインになります。砂質の土壌ではブドウが柔らかく丸みを持ちます。


アルバリーニョのブドウはリアス・バイシャスの特に湿った気候による病気に耐性を持っています。また、低収量のブドウ品種のためその栽培にはお金がかかります。スペインで数少ない白ブドウ品種でもあり、その多くは早飲み用としてステンレスタンクで発酵されます。アルバリーニョは多彩な表情を見せてくれるブドウ品種でもあり、マロラクティック発酵や樽発酵、熟成にとてもよく反応し、複雑なワインを造ったりもできますし、熟成能力もあります。



アルバリーニョは、ワイン用に軽く圧搾した後、皮と皮に残った実を蒸留してアルコール度が60度くらいの『オルホ』と呼ばれる蒸留酒を造っています。非常にアロマティックなブドウ品種であるため、できた蒸留酒もアロマが豊かなものとなります。



以上6つの特徴がそのままブドウに反映し、ワインになっていきます。ブドウ栽培に関わる全ての工程は、機械化されておらず、いまだ手作業で行われています。ワインの醸造に関しては、1つ1つの農家で醸造しているのではなく、1つのワイナリーが200軒ほどの農家からブドウを買い、ワインを醸造しています。(ワイナリーは168あります。)自分のところで栽培したブドウだけを使って醸造している規模のワイナリーもありますが、様々なところからブドウを買ってきて醸造するというワイナリーがほとんどです。


このように、手間暇かけて栽培されたリアスバイシャスのワインは、花の香りやきりっとした酸など他のワインにはない特徴をもつようになるのです。

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