カット・ラムは、James McDermottとPaul Fergusonという2人の友人のアイデアから始まりました。 2人は2010年にイギリスでProof Drinksという卸売会社を立ち上げ、長年にわたってAviation Gin、Piston Head beer、Heaven Hill、Lyre's(ノンアルコールスピリッツ)などの様々なブランドを輸入していました。Proof Drinksを立ち上げた当時、彼らのビジョンは、将来独自のブランドを立ち上げるためにイギリスで成功する流通ネットワークを構築することでした。6年ほど前に彼らはまずCazcabel Tequilaというブランドを始め、次に“CUT RUM カット・ラム”を立ち上げました。
ラムを選んだのは、イギリスではラムのカテゴリーが急速に成長していて、愛好家たちはまだ新しいラムのブランドを求めていたからです。また現在のラム市場の人工成分や香料を使用したスパイスド・ラムの豊富さに対する不満からこのブランドが生まれました。天然のスパイスにこだわり、彼らは市場に出回っているラムと人々が求めているラム、そしてそれらのギャップについて長い期間調査し、独自のレシピでユニークなスパイスド・ラムとスモークド・ラムを造りました。



“CUT Spiced Rum/カット・スパイスド・ラム”に使用するラムの殆どが、ジャマイカ産Worthy Park Estate社製のラムです。蒸留所はキングストンとオーチョリオスの間の島の真ん中にあり、彼らは1720年以来高品質のラム酒を作り続けており、彼らのラム酒はすべてスコットランドのフォーサイスという蒸留器メーカーによって作成された銅のポット蒸留器で生産しています。伝統的なジャマイカのアランビックのように作られ、ラムに「ボディと魂」を与え、アメリカバーボン樽にて熟成。The Worthy Park Estate は、何年にもわたって、数え切れないほどの賞を受賞し、2016 年にはベスト ディスティラリーを受賞。カット・ラムを生産する際にこのラムを選択するのは当然の選択でした。そして、トリニダード島のTrinidad Distillers LTD社のラムとブレンドすることにより、ベースとなる独自のラムを生産。バニラとペッパーコーンはマダガスカル産、コリアンダーシード、シナモン、アニスシードは南インド、ナツメグは西インド諸島のもので、厳選された最高の天然成分のみ使用し最高のスパイスド・ラムを生産しています。