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ノルト・ウント・ズュート ライフ・オン・マーズ NV

参考価格(税込): 4,180
メーカーURL: https://www.nordundsud.at/
樹齢:カベルネ・ソーヴィニヨン 15 年、メルロー18 年、ツバイゲルト18年、グリューナー・ヴェルトリーナー55 年

土壌:黄土、雲母片岩



醸造:
2023 年のカベルネ・ソーヴィニヨンは、4 時間マセラシオンしたのち、圧搾。2023 年のメルローは 24 時間マセラシオン、どちらも軽めの抽出。そして、2022 年のカベルネ&メルロー&ツバイゲルトで軽い酸化熟成をさせていたワインとブレンドし、さらに 2023 年のグリューナー・ヴェルトリーナーのジュースを最後に加えました。


ブレンドは 2023 年の冬に行われ、1 年古樽で熟成したのち、無清澄、無濾過にて、ボトリング時に亜硫酸を極少量(15mg/l 以下)使用し、 2024 年 4 月ボトリング。



ワインの名前は、デヴィッド・ボウイの「Life on Mars?」という曲を聴いて感じた感情のような味わいのワインを造りたいと思い、そのイメージから淡い赤ワインを連想し、その色調が火星の色に似ているため、そのまま“ライフ・オン・マーズ?”と命名しました。



濁りのあるオレンジが入ったライトレッド。ブルーベリー、ラズベリー、カシス、ハーブのアロマ。ベリー系とオレンジなどの柑橘系の味わいが感じられ、非常に軽やかなボディとジューシーな果実味。酸味は殆どなく、タンニンは柔らか。軽く冷やして、徐々に温度を上げると、より軽やかな赤ワインとしての広がりを感じられます。薄赤好きには大推薦の 1 本となります!

ノルト・ウント・ズュート ~音楽を奏でるようにワインを愛でる~

オーストリアのニーダーエスタライヒ州カンプタール地方にある僅か1.5ヘクタールのワイナリー。


親子であるMathilde & Christoph Daignière-Koller“マチルド&クリストフ・ディニエール・コラー”が父と娘の二人の手でワイン作りを行っています。2004年頃、クリストフは、オーストリアのスタインウェイ&サンズ(世界最高峰のピアノメーカー)のマネージング・ディレクターであり、ピアノ技術者として、マチルドとともにピアノ事業に携わっていました。


当時、彼らは自然な作りをしたワインに魅了され、ピアノの仕事をしながら、2005年にカンプタールの南部に葡萄畑を所有しました。その頃からヨーロッパや世界中の葡萄畑やセラー、様々なワイナリーを訪問し、ワイン作りに向けて徐々に始動していきます。2017年、彼らはワインの生産量を増やすことを決意し、シェーンベルク・アム・カンプの丘の上にあるカンプタールの北部に、より多くの葡萄畑と古い農家を購入しました。 2019年、初めてワインをリリースします。2020年以来、彼らのワインはすべて自然であり、Demeterを基準に働いています.



彼らは葡萄畑で働くことが大好きで、全てを手作業で行っています。自然のサイクルをどう理解し、どのようにサポートするのがベストかについ情熱的に考えています。また、土壌の生命は活発であるため、動物、昆虫、微生物の動きをみて、畑の状態を見極めます。


畑はまだ認証を取っていませんが、バイオダイナミックスをもとに動き、セラーでは人的介入を抑え、培養酵母は一切使用せず、各葡萄園からの自然酵母を使用。 そして、葡萄は地下室セラーでその潜在能力を最大限に発揮して成長し、生き生きとしたワインが造られ、そのテロワールを語り、土壌の特徴を明確に認識できるようにします。



24時間から10日間、足で葡萄をマセラシオンして、主に木樽で無清澄にて発酵され、温度調節もせず、ボトリング時に亜硫酸15mg/l以下を添加、または無添加にてワインを生産しています。彼らは、この古風で介入の少ないワイン造りの方法が、彼らのワインを愛し、飲む人々の心に触れるものであると強く信じて、ワイン造りを行っています。



NORD und SÜD(北と南)という名前には、2 つの意味があります。まず、彼らの葡萄畑は、カンプタールの北部と南部に位置しています。そして、次にワインへの情熱です。クリストフとマチルドは異なったキャラクターで、北と南のように違った関係にありますが、国境のないワインを夢に見ており、それらが名前の由来となっています。



彼らのワインはテロワールの表現、カンプタール地方や土壌由来の特徴、オーストリアワインとしての本質を上手く表現しています。いわゆるテロワールの表現を十分に感じられることが、大きな魅力を感じられるワインでもあります。ラベルについては、全て彼らの家族の落書き。名前を決めてから、そのイメージで書いたものとなります。また白ラベルは、スキンコンタクトが短い白ワイン、黒ラベルは、スキンコンタクトが長いワインを示しています。

クラフト・ナチュラルワイン

最近、テレビやCMで『クラフト』というネーミングが多く出てくるのを見ていて、『クラフト』という言葉が幅広く使用されていますよね。クラフトコーラにクラフトジンジャーエール、クラフトサケ、クラフトビール、クラフトカレー・・・。


『クラフト』という言葉は、『美術品』や『伝統工芸品』に使われるイメージが強かったのですが、それとは別に、そこに携わる人々の『意志』や『姿勢』を表す言葉として使われているのです。


世界を見渡すと、家族でワインを造っている人たちも多く、それも『クラフト』なのではないかとMは改めて思っております。


そこで、日本グランド・シャンパーニュのMは、ナチュラルワインの中でも、家族経営などとても小規模で造られたワインのことを手作りの意味を込めて、『クラフト・ナチュラルワイン』と呼ぶことにしました!



イメージとしては、隣のおじちゃんやおばちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんが手間暇かけて、家族のために造った感じ。



具体的に説明すると、Mの知り合いのHさんは家の隣に畑があってそこで家庭菜園をしているのですが、サトイモが抜群に美味しいのです。サトイモの季節になると、Mはその人のことを思い出すんです。サトイモ=Hさんに紐づけられているのです。




ナチュラルワインは、それよりも規模が大きくなった生産者が造るワイン。家族を超えた規模感で、生産量も多く、品質も安定している。




さて、ノルト・ウント・ズュートは『クラフト・ナチュラルワイン』です。


彼らのクラフト感をのぞいてみましょう。


その前に、ノルト・ウント・ズュートという生産者の物語は、クリストフが2004年に初めてワインを造ったところから始まっています。彼の2006年ヴィンテージが賞を受賞し、やがてクリストフの中で感覚と魂に触れる、そして2杯目が欲しくなるようなワイン造りをしたいと思い始めます。


2013年にマチルドがワイン造りに加わります。彼女は妥協することなくビオディナミ農法を行い、2020年以降のワインは、全て自然派ワイン。


ブドウ畑やセラーでの仕事はすべて二人の仕事。
現在約10000本のブドウが植えられている3.5ヘクタールの敷地をマチルドとクリストフで手入れするのです。


畑の場所は、カンプタールの北と南。標高は200~410m。最深部は黄土層で、黄土の含有量が高くなると、場所により粘土質になったり、雲母片岩、石英、準片麻岩を含みます。


北にあるボヘミアの森は涼しさとブドウに酸味をもたらし、ドナウ川を渡るパノニア気候は暖かさとブドウに成熟をもたらします。



二人は、自然のサイクルをどのようにサポートし、どのようにケアするのが最適なのかを熱心に考えています。よく手入れされた土壌は、とても活発で、動物、昆虫、微生物の活動も活発になります。それが、結果的にブドウの木をいきいきとさせるのです。


セラーでは、ブドウの潜在能力を最大限引き出し、テロワールを語れるようにします。自然発酵、無濾過、添加物なし、硫黄分は最小限に抑えています。


2020年からオーガニック認証(LACON)を取得し、2022年からはビオディナミのガイドラインに従って、栽培に取り組んでいます。


土壌への負担を最小限に抑えるために、機械の使用は控え、ブドウ畑や特にセラーでの介入を抑えています。

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