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JAN CODE: 9120039624099

ヨハネス・トラプル ユニ・シックス 2023

参考価格(税込): 3,960
メーカーURL: https://johannestrapl.com/
土壌:石灰質、ローム、石灰岩 



手摘みで収穫。除梗せず、全房にてフットプレス後、225-500ℓの古樽にて20日間自然発酵、マロラクティック発酵。90%はステンレスタンクにて、10%は古樽にて5か月熟成。
無清澄、無濾過、無添加。



UNI6はUNISEX(男女区別が無いこと)に由来。このシリーズは、赤、ロゼ、白など、区分せず、ジャンルレスなワインになる為、UNISEXをもじって、“UNI6”とネーミング。



明るく透明感のある薄いルビーカラー。サワーチェリー、ラズベリー、ピンクグレープフルーツ、アセロラ、ルバーブ、赤い花、ほのかな乳酸の香り。フレッシュでライトかつ、ジューシーなボディ。心地良い酸と豊富なミネラル、タンニンは軽く、余韻に少しのスパイスとシトラス。時間の経過と共に、フルーツの香りが、より前面に出てきます。温度を下げれば、しっかりロゼとして、温度を上げると薄赤として、様々な角度から楽しめる自由なワイン。


食事との相性も幅広く、特にアジア料理やハーブやスパイスを効かせた料理との相性が抜群です。
※ボトル画像のクロージャーが王冠になっていますが、2023よりコルクに変更となっています。

ヨハネス・トラプル

オーストリアのワイン産地の一つであるカルヌントゥムは、ウィーンから東側、スロバキアの国境まで広がり、葡萄畑は丘陵地帯にまたがって広がっている地域。そのエリアの南側にあり、ノイジードラーゼ湖から北側にある小さな村シュティックスノイジードルに“Johannes Trapl”のワイナリーがあります。当主であるJohannes Trapl/ ヨハネス・トラプルは、“No Added Nonsense /ナンセンスを追加しない”をモットーに頑固たる気持ちと行動力を兼ねた生産者です。




ヨハネスの両親は、カルヌントゥム地域のザラスドルフ村で複合農業を経営しており、祖父の代からワイン造りも行っていましたが、いわゆるコスパが良く、飲みやすいワインを造っていました。ヨハネスは20代半ばに、今後ワイン造りのみに集中するか、両親が営んできた複合農業を引き継ぐかの選択を強いられます。彼はワインと食品検査の分野に将来性があると考え、クロスターノイブルクのブドウ栽培専門学校に通い、卒業した後カルフォルニアにあるカルディナーレ・ワイナリーで実務経験を積むため、カリフォルニアへ研修に行きました。



その研修先で彼はより一層ワイン作りにハマり、仕事で様々な経験をし、同じ志を持つ仲間や沢山の素晴らしいワインに出会いました。彼はワイナリーでの仕事に対する評価を受け、好条件の仕事のオファーを貰うまでになりましたが、両親と話し合った結果、オーストリアに戻る決断をしました。そこで、両親は2003年に、全てをヨハネスに譲ります。



彼は20代半ばにして家族の財産と歴史を受け継ぎましたが、カルヌントムでエレガント・ブラウフレンキッシュの代名詞でもある生産者“Muhr-van der Niepoort / ムアー・ファン・デア・ニーポート”でも、同時に働き始め、当主であるDorli Muhr / ドルリ・ムーアの元、このエリアにあるブラウフレンキッシュの銘醸畑“Spitzerberg / シュピッツァーベルク”の再建と復興に力を注ぎ、シュピッツァーベルク・ワイナリー協会の共同創始者となります。



そして、2004年にこの畑を獲得するチャンスに恵まれます。20haの畑は、9つのワイナリーが所有しており、ヨハネスはその内5haを所有することになりました。そして、その年の葡萄で作られた1等級のブラウフレンキッシュのワインは、オーストリア国内の雑誌やメディアで、様々な賞やトロフィーを獲得し、オーストリアワイン業界で一気に注目の生産者の一人となりました。



シュピッツァーベルクは、カルパティア山脈の延長であるハインブルク近くにあり、片岩の痕跡がある乾燥した石灰岩の土壌で、並外れたエレガントさとミネラル感を備えたワインが育ちます。特にブラウフレンキッシュはテロワールの個性的な特徴を表現しています。タンニンは繊細でシルキー、そして豊富なミネラルとフレッシュさも感じられ、長期熟成にも適した特別なワインとなり、ワイン愛好家の中で高く評価されています。




現在、約23ヘクタールを所有し、彼の畑は2010年に初めてオーガニック認証を取得して、2016年には全ての畑をバイオダイナミック農法で栽培し、2019年Demeterの認証を得ています。



彼は科学的なものは一切使用せずにブドウの収穫のタイミングを見極めます。熟度とフレッシュさを重視し、計測器は使用せず、自ら葡萄を食べて、収穫のタイミングを計ります。そして興味深いのは、大きな樽で葡萄を足でプレスすることです。そうすることにより、マセレーションの時間が短縮でき、自然酵母で受動的に発酵させることができます。


その為、発酵プロセスには特に時間がかかっています。また、無清澄、無濾過、亜硫酸については、無添加、もしくはボトリング時にごく少量のみを使用しており、彼のモットーである余分なことはせず、自然のままのワイン造りに取り組んでいます。



またヨハネスの家族は、一部の農作物の栽培し、羊や豚などの家畜も育てています。羊を畑に放牧することで、除草や土壌の健康維持ができ、肥料にもなるため、循環型農業となり、理にかなった方法で葡萄やテロワールに良い影響を与えています。ただ自然のままではなく、これからより自然と共存した生活が持続できるように、日々の生活を送っています。

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