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JAN CODE: 9120020465076

ウヴェ・シーファー グリューナー・シーファー NV

参考価格(税込): 3,520
メーカーURL: http://www.weinbau-schiefer.at
樹齢:35 年 
土壌:砂質ローム、シスト、石灰岩 
面積:0.85ヘクタール 
生産本数:5000 本 




醸造:9月22日に手摘みで収穫後、除梗し自然発酵後、ステンレスタンクにてマロラクティック発酵。           
細かい澱と共に8カ月熟成。無清澄、無濾過、澱引き前とボトリング時に少量の SO2 を使用。2023年5月に瓶詰。



明るい小麦色。青りんご、レモン、ライムの爽やかさとフェンネルなどのハーバルな香り、そして、白胡椒のアクセント。豊富なミネラルと柑橘系の綺麗な酸、果実味によるボリューム感が感じられ、上品さも兼ねた仕上がり。とてもバランスが良く、フードフレンドリーな印象。野菜、魚、鶏肉、豚肉など、和食からハーブやスパイスの効いたアジア料理などと幅広く楽しめます。

ウヴェ・シーファー

ブルゲンラント州ノイジードラー湖の南に位置し、ハンガリーとの国境沿いの小さな産地で、実家周辺の農家を手伝いつつ、独学で畑や醸造を学び、1990 年にワイナリーの歴史をスタート。


オーストリアを代表するレストラン” Steirereck/シュタイアレック“(フランスの組織ル・エ・シャトーに加盟、World's 50 Best Restaurantsにも毎年上位にランクインするオーストリア随一の名店)にてソムリエから転じて、ブラウフレンキッシュを主軸にしたオーストリアワイン・トップ生産者の一人へと駆け上がります。


“エレガント・ブラウフレンキッシュ”の潮流を切り拓き、看板ワインはブラウフレンキッシュ”ライーブルク”及び”サパリ”。


高地の冷涼さがもたらす透明感溢れる高い酸、グリーン・シスト土壌由来の締まったミネラル、温暖なパノニア気候の影響で得られる凝縮感、古木ならではの深み、熟した果皮と開放木樽発酵&大樽熟成による滑らかで柔らか&濃密なタンニンが持ち味。因みに苗字のシーファーは、独語でシスト(=看板畑のあるアイゼンベアクの土壌)を意味します。



葡萄畑は、認証を取っているわけではありませんが、自然な栽培を心掛け、殺虫剤や除草剤を使用することは、彼の哲学には存在しません。ハーブや植物が、葡萄畑に生えるのも気にせず、むしろ、当たり前の事で、とてもピュアでありのまま葡萄を育てています。


これらのハーブや植物、そして暑い日と寒い夜のパノニア気候、そして独特の土壌が、彼のワインに必要なものすべてを満たし、「ワインは例外なく葡萄畑そのもので決まる」と語っている為、テロワールの重要性を物語っています。そして、セラーは地下室にあり、近代的な技術もなく、天然酵母による自然発酵、異なる樽で熟成、自然のまま何かに頼ることなく、純粋にワインをゆっくりと生産しています。



現在、彼の畑は約 22 ヘクタール。そのほとんどに黒葡萄品種が植えられています。黒葡萄は主にブラウフレンキッシュとピノ・ノワールとメルロー。そして、白葡萄は、ヴェルシュリースリング、グリューナー・ヴェルトリーナー、ヴァイスブルグンダーなどを栽培しています。急な斜面に鉄分を多く含む粘土質ローム質のテロワールは、涼しげな赤ワインを生産することを可能にします。



ウヴェの代名詞であるブラウフレンキッシュは、スパイシーで果実味が凝縮した典型的なブラウフレンキッシュには当てはまらず、ピュアで透明感を持ち合わせ、ベーシック・レンジからシングル・ヴィンヤードまで共通の特徴が感じられます。


フルーティーかつ、適度なスパイシーさと、フレッシュな酸味、シルキーなタンニンの質と葡萄のエネルギーが持ち味。その為、ピノ・ノワールを彷彿とさせるような複雑かつ、エレガントな味わいが感じられます。そして、彼はピノ・ノワールも手掛けていて、Falstaff, AlaCarte Grand Cru、Vinara など様々な雑誌やサイトで最優秀賞や5つ星を獲得するなど、ブルゴーニュにも引けを取らないグランクリュを手掛けています。



また白葡萄も秀逸で、グリューナーの個性を十分に引き出し、豊富なミネラルとハーバルさが特徴的。また長期マセラシオンによる“M”シリーズ(macerationのM)では、亜硫酸無添加にも関わらず、複雑さと厚み、またエレガントなオレンジ・ワインを表現しています。

ウヴェの再スタート 

ウヴェ・シーファーは、ブルゲンラント州アイゼンベルグを代表するブラウフレンキッシュの生産者です。彼は、ワインへの情熱とおもてなしにより有名レストランのトップソムリエにのぼりつめ、やがて、自身もワイナリーを持ち、ブラウフレンキッシュの名手とも呼ばれるようになります。誰もが羨む華々しい成功を手にしたように思われたのですが、その夢の扉は閉じられることになります。


ここ数年、ウヴェにとって大変厳しい時代でした。今後、ウヴェのワインを飲んでくださる方に、その物語を少しだけ知っていただけたらと思い、ここに綴っております。



彼のワイナリーの歴史は、1990年に始まりました。ルストのワインアカデミーを終了後、ワイナリーを設立。トラクターもワインセラーもなく、まさにゼロからの出発でした。目指したのは、この地域に既に存在しているワインを、より個性的なワインにすることでした。当初は副業しながらワインを造っていました。1997年の大晦日に最後の勤務を終了し、2007年までブルゲンラントの両親のレストランを経営。2012年まではウヴェの黄金時代でした。


2009年、2011年、2012年の素晴らしいワインが世の中に知られるようになると、ウヴェ・シーファーの評価は一気に高まりました。その後、事業を拡大していきます。


しかし、2013年激しい嵐と雹がこの地域を襲い、ブドウ畑はほぼ壊滅状態に陥ります。収穫はごくわずかで、ブドウの木はひどく傷つき、翌年のヴィンテージでも回復しませんでした。シーファーは土砂崩れにも見舞われ、甚大な物的被害に加え、大切な顧客も失ったのです。


2015年にはすべてが再び順調に進みましたが、希望は長く続きませんでした。不作と資金不足で困っていたシーファーは、事業拡大と財務基盤の強化を目的に、2017年バイエルン出身の投資家で実業家のハンス・ギルガー氏と提携。共にSchiefer&Domaines Kilger GmbH&Co KGを設立し、事業は一時的に持ち直します。


順調のように見えたころに、コロナがやってきたのです。レストラン業界とワイン業界への影響は大きく、更に2024年6月に深刻な洪水に見舞われました。ブドウ畑の自然災害は免れたものの、すべての機械が使えなくなりました。


何世代にも渡り、家族経営を続けてきたワイナリーに、生き残る術は残されているのかもしれないですが、ウヴェにとっては重すぎました。2024年に共同事業は破産しました。



破産後ウヴェは、綿密な事業計画を造り、56歳で新会社Schiefer Wien GmbHを設立。純粋なシーファーワインを意味する新ブランドで再出発をはかっています。彼の息子Paulもワイナリーメンバーに加わりました。


現在、ブドウ畑は10ha。その大部分が黒ブドウ品種のブラウフレンキッシュ、少量のピノ・ノワール、メルローが栽培されています。白ブドウ品種は、ヴェルシュリースリング、グリューナー・ヴェルトリーナー、ピノ・ブランです。

ウヴェの白ワイン5本がオーストリア白ワインガイド2025を受賞しました。

『ナチュラルワイン』『オルタナティブ ワインメイキング』これらの言葉はワインレビューでよくかけます。妥協を許さないナチュラル主義、純粋主義、緻密なアプローチなど数多くの表現をみかけますが、ウヴェ・シーファーにとって、シグネチャースタイルです。
シーファーの白ワインの5本が、白ワインガイド オーストリア 2025で賞を受賞しました。そのうち2本はワールドクラス、1本はコストパフォーマンスに優れたワインとして評価されています。



ピノ・グリ         2022  95点 Absolute Top , Price-Enjoyment Winner
ヴァイサー・シーファー s 2020  97点 World Class
ヴァイサー・シーファー m 2017  96点 Absolute Top 
ヴァイサー・シーファー   2023  93点 Excellent
ラインリースリング・フォム・ブラウエン シーファー 2024 91点  Outstanding


これらのワイン造りのスタイルは、一時的な流行ではありません。彼が1990年代初頭から造り続けたワインが今でも評価されたのです。ナチュラルワインという言葉が流行るずっと前から、彼らにとってこのスタイルはトレンドではなくDNAなのです。

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